COLUMN

アニメ様の『タイトル未定』
186 アニメ様日記 2018年12月16日(日)

2018年12月16日(日)
Amazon Prime Videoで「レディプレイヤー1」再見の続き。やっぱり、ジェームズ・ハリデーに感情移入してしまう。僕はあそこまで自己愛が強くはないけど、彼の想いは理解できる。いや、理解できているつもりだ。『ヤマノススメ』第一シリーズをまとめて観る。あまりにも本編が短くて、こちらの気持ちが入ったところでエンディングが始まってしまう。それは当時の印象と同じ。

2018年12月17日(月)
「アニメスタイル014」のテキスト作業。『ヤマノススメ』再視聴は『サードシーズン』から『セカンドシーズン』に。夕方から新文芸坐打ち合わせ。『バキ』最新話まで3話分を観た。これは全4クールのシリーズなのかな。録画を2018年分のハードディスクに保存するか、2019年分のハードディスクに保存するかで悩む(後日追記。12月末放映分で最終回を迎えた。この後も作られるのかもしれないけれど、今回のシリーズは2クールだった。2018年のハードディスクに保存した)。

2018年12月18日(火)
「アニメスタイル014」のテキスト作業。Twitterでアニメスタイルの新刊「谷口淳一郎 アニメーション画集」について告知する。

2018年12月19日(水)
池袋マルイで開催中の「機動警察パトレイバー30周年記念展」を見に行く。初期デザインが興味深かった。それから高田明美さんのイラストの迫力が凄い。

WEBで音楽プロデューサーの須賀正人さんが亡くなられたことが公になった。須賀さんとは『ああっ女神さまっ』の前後に少しだけ接点があった。その仕事について詳しく知っているわけではないが、大変に濃厚な仕事をされた方であるのは間違いない。『らんま1/2』や『ああっ女神さまっ』に関しては音楽だけにとどまらず、作品自体の印象に、須賀さんの仕事が影響を与えているはずだ。心よりご冥福をお祈り致します。

2018年12月20日(木)
『ドラゴンボール超 ブロリー』をIMAXで観る。『ドラゴンボール』ファンのための娯楽作。超ハイカロリーなアクション作画が延々と、本当に延々と続く。思い切りのよい展開で、娯楽に徹している点に価値がある。その娯楽性の高さゆえに「一線を越えた作品」だと思った。僕個人としては、千葉繁さんのちびラディッツと、久川綾さんのブルマもポイントが高かった。

2018年12月21日(金)
取材の予習で『宇宙よりも遠い場所』を数話分観る。もう何度も観ているから、と思って観始めたのだが、改めて観ても新鮮で、楽しむことができた。夕方から取材。

2018年12月22日(土)
オールナイトの予習で『東京ゴッドファーザーズ』を観る。やっぱりよくできているし、面白い。病院の長回しの部分で、登場人物が作画の凄さに驚いているように見えた。いや、そんなわけはないんだけど。夜はオールナイト「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 110 〈聖夜の奇跡〉今 敏のアニメーション」。今回のトークのゲストは井上俊之さん、本田雄さん。盛り沢山で楽しいトークになったと思う。楽屋でもお酒を飲んでいた本田さんが、トークの終盤でトイレに行き、トークが延長になるというハプニングがあり、それも楽しかった。