COLUMN

アニメ様の『タイトル未定』
168 アニメ様日記 2018年8月12日(日)~

2018年8月12日(日)
コミックマーケット94の3日目。今回のコミケで、アニメスタイルのブースが配置されたのは、東7ホールだった。東7ホールは広いし、冷房も効いていて涼しい。実に快適だった。ただ、あれだけ広々としてるのなら、遠目に見てもアニメスタイルのブースだと分かるように工夫をするべきだったかもしれない。事務所に戻って、テレビを付けたらファミリー劇場で『アルプスの少女ハイジ』の一挙放映をやっていた。改めてその出来のよさに感心。見入ってしまう。

2018年8月13日(月)
コミックマーケットの後で、株式会社スタイルはお休み。TOHOシネマズ新宿で実写映画「カメラを止めるな!」を観る。確かにこれはよくできている。「面白い映画にする」ということを徹底的にやっていて、それ以外のことはやっていない。それが新鮮だった。この映画が極めて小規模の興行に始まり、大々規模の公開となり、多くの人に受け入れられたのが素晴らしい。色々な条件が重なってのヒットであるはずで、この件だけで「現在でも面白い映画は、有名な役者やタイアップがなくても当たるのだ」と断言はできないけれど、それでもやっぱりこの映画がヒットしたことには夢がある。

2018年8月14日(火)
馬越嘉彦さんの複製ミニ色紙用の原稿を回収。その後は、打ち合わせ3本立て。次の「この人に話を聞きたい」の取材が決まる。取材日は明日である。

2018年8月15日(火)
午前中は取材の予習で『ブラック・ジャック』『ブラック・ジャック21』『輪廻のラグランジェ』を観る。今回は予習に使える時間が非常に短かった。昼から「この人に話を聞きたい」の取材。誰の取材だったかはまだ秘密。

2018年8月16日(木)
事務所で本の片づけをしてもらっていたアルバイトさんと世間話をして、その会話の中で『千夜一夜物語』『クレオパトラ』『哀しみのベラドンナ』の解説をする。2年に一度くらいは若い人に、この3作品の話をしている気がする。『哀しみのベラドンナ』はまだ話題になることがあるが、『千夜一夜物語』『クレオパトラ』は同時期の東映長編と比べて、振り返られる機会が少ない。

2018年8月17日(金)
レンタルオフィスの下見に。「アニメスタイル ONLINE SHOP」の発送用に借りるつもりだったのだけど、予想していたよりも狭かった。やっぱり普通にマンションを借りたほうがいいなあ。夏の書籍の作業が一段落したので、映画館にいくつもりだったのだけど、なかなか時間がつくれない。

2018年8月18日(土)
映画館で映画を観る日々・その1。ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で実写映画「オーシャンズ8」を吹き替え版で観る。作品のセレクトは一緒に行ったワイフの要望にあわせた。物語構成的に「あれ?」と思うところもあった(最後にある人をハメめたところは、犯人が誰かバレバレなのではないかとか)けれど、華やかな映画であり、充分に楽しめた。タイトル通り、8人の女性がチームを組む話で、8人目が仲間に入る動機のユルさがよかった。