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新文芸坐×アニメスタイル セレクションvol. 104
東映長編の名作

 2018年6月30日(土)に開催するオールナイトは「新文芸坐×アニメスタイル セレクションvol. 104 東映長編の名作」だ。東映動画(現・東映アニメーション)の初期長編アニメーションから、名作中の名作をお届けする。いずれもアニメファンなら観ておきたい作品だ。
 『わんぱく王子の大蛇退治』(1963)はアニメーター各人のアイデアを集めたバラエティに富む映像構成、伊福部昭の重厚な音楽と、見どころ多い作品。大塚康生と月岡貞夫が腕を振るったクライマックスは語りぐさになっている。
 『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968)は高畑勲、大塚康生、宮崎駿らの若きの仕事であり、鮮烈な表現が素晴らしい。アニメーション表現史におけるエポックとなった作品だ。『長靴をはいた猫』(1969)と『どうぶつ宝島』(1971) は明朗まんが映画。森やすじ、宮崎駿といったアニメーター達の仕事も楽しんでいただきたい。
 今回の作品は全て35ミリフィルムによる上映となる。なお、『わんぱく王子の大蛇退治』のフィルムは国立映画アーカイブの提供によるものだ。

 上映前のトークは映像研究家で、高畑勲・宮崎駿作品研究所代表の叶精二。上映作品について解説をしていただく。聞き手はアニメスタイル編集長の小黒祐一郎が務める。前売り券は6月2日(土)から新文芸坐窓口とチケットぴあで発売となる。

新文芸坐×アニメスタイル セレクションvol. 104
東映長編の名作

開催日

2018年6月30日(土)

会場

新文芸坐

料金

一般2600円、前売・友の会2400円

トーク出演

叶精二、小黒祐一郎(司会・アニメスタイル編集長)

上映タイトル

『わんぱく王子の大蛇退治』(1963/86分)
『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968/82分)
『長靴をはいた猫』(1969/80分)
『どうぶつ宝島』(1971/89分)

備考

※オールナイト上映につき18歳未満の方は入場不可
※トークショーの撮影・録音は禁止

●関連サイト
新文芸坐オフィシャルサイト
http://www.shin-bungeiza.com/