COLUMN

第557回 面接がいっぱい

3月から4月に入ってもなお、
入社希望者さんの面接が毎週のように続いています(汗)!

 作画・演出志望の方たちは、基本板垣のほうで面接します。コンテ作業の隙を見てなので大変ではありますが、いろんな人とお話できるのは楽しくもあるので続けてます。ちなみに自分の場合、面接にお呼びした時点で合格はほぼ決まってますし、実技試験などは特に設けておりません。なぜなら履歴書とポートフォリオなどの作品で、向き不向きは分かりますから。試験をするくらいなら、最初から書類選考で「申し訳ありませんが」とお断りさせていただいてます。あと個人的な「試験嫌い」ってのもあります。たった1回の試験で何が分かる? と。特にアニメは表面的に画が抜群に巧いことより、地味なルーチンワークをコツコツ続ける才能のほうが必須なんです。もちろん最低限の画力はあった上でですが、それこそ下手に緊張感漂う中、短時間で描かせるより、のびのび描かれたポートフォリオで判断してあげたほうが、本人も気が楽でしょう? まぁ、ウチみたいなまだまだ実績のない会社は、応募してきてくださるだけでも有難い話で、わざわざ足を運んでもらって試験するってのもねぇ。もっと希望者が何十〜何百人になったら考えるかもしれませんが。