COLUMN

第516回 ヤンチャな昭和と平成

いよいよ明日、イボの相談に大きな病院に行ってきます!


 予約がとれたからです。最近はイボだけでなく、たまに蕁麻疹も出て、皮膚科に行ったら例によってストレスだそう。この歳になったらとにかく「健康第一」。お酒もあまり飲まなくなりました。こんな自分でも20代のころは結構無茶な飲み方を続けたりもしたんです。なんとなく昭和に生まれた男なんでヤンチャとか無頼、破滅型とかに多少ロマンを感じたりしてたのでしょう。昭和のタレント・芸能人・アーティスト・作家らを見た我々世代は、

太く短い人生を送ってこそ大物(天才)だ!

的「昭和のヤンチャ」をカッコよく思ったりする人、少なくないと思います。でもそんなのに未だに憧れて、酒・タバコ・ギャンブルに溺れてる人、悪い事は言わないので、いますぐ考え直す事をお勧めします! 俺は自分が天才じゃない事に早々気づいてたので、そのへんはホドホドで諦めました。
 そもそも人間って、20代と30代と40代では社会で求められる要素って違うと思います。例えば20代でやる酒・女での失敗とかは「ヤンチャな可愛げある若者」だけど、40代で次の日使いものにならないほど酒に溺れてたらただの「ダメな大人」で、仕事の信用をも失いますよ。派手な女遊びも同様だと思います。
 俺も40代になって自然と残りの人生から逆算しての「死ぬまでにこなせる事」の優先度をつけ始めてて、そうすると酒・タバコで寿命を削るのはバカバカしいとの結論。地道に長く生きて何か作り続けたい!! で今こそ見直そう、「昭和のヤンチャ」はカッコ悪い! と。て、今の若い人たちには言わずもがなで、むしろ心配なのは自分と同世代の人ですよね。どーせヤンチャするなら仕事内、自分にとってはアニメ作りでやりたいものです、平成の世は!(なんじゃこりゃ?)