SPECIAL

亀田祥倫(5) 『パロルのみらい島』と表現したいこと

―― 『パロル』はいつ頃から動いてたんですか。

亀田 アニメミライの募集が、公開する前年の4月にあるんですよ。その前から企画を作っていかないといけないから、『ガルガンティア』の12話に入る前ぐらいから、アニメミライに出すために『パロル』の企画を進めていましたね。シンエイ動画のプロデューサーが知り合いで、そこから話が広がったかたちです。元々シンエイの進行の人が出していた企画に画が欲しいというので画を描いてたんです。TVの『鋼』が終わったあたりかな。それがかたちを変えて、アニメミライ用の企画にしようという話になったんですよ。

―― その段階では監督は決まっていなくて、アニメミライに応募するとなった段階で今井(一暁)さんになったんですか。

亀田 そうです。今井さんとは藤子・F・不二雄ミュージアムの短編の『21エモン(&ドラえもん ようこそ!ホテルつづれ屋へ)』で一緒に仕事させてもらっていて、演出のテンポがギャグテンポですごくよかったので、やるなら今井さんがいいなあ、と。

―― 亀田さんの希望で今井さんになったんですね。

亀田 そうですね。ギャグものに強そうな人が希望だったんです。『ドラえもん』は毎週録画して観ているんですけど、今井さんの演出回が面白かった。テンポがいいし、ギャグとして面白くて。

―― 『パロル』は初作監で、もちろんキャラデも初めてで。

亀田 なんかもう、てんやわんやでしたね。『パロル』は自分の課題がいっぱい見つかりました。駄目駄目でしたね。すごく頑張りましたけど。

―― デザイン的にはやっぱりAプロとかその辺を意識したんですか。

亀田 もちろんです。小林治さん、芝山努さんのラインを自分なりにしてみたかったのが強すぎたのか、他の作品では応用があまり利かないデザインになってしまいました(笑)。最初に出したときは、そのとき『鋼』をやっていたせいだと思うんですけど、頭身がもっと高くて、ああいう獣チックなものでちょっと頭身が高くて気持ち悪いと今井さんやプロデューサーに言われてて(笑)。確かにアニメミライでやるなら子供向けにしたいと思って、3頭身ぐらいで描いてはみたんですけど、ああいうデザインを描き慣れてないので苦労しました。もっと『ドラえもん』とかをやって慣れていれば、あの頭身も楽に描けたのかもしれない。

―― リアルめの頭身の作品をずっとやられますね。

亀田 そうなんですよ。自分のキャラクターデザインにもかかわらず、結構背伸びして描いているような感じでしたね。『パロル』は入ってくれた若い子達がすごくパワフルだったんですよ。意気込みもすごくあって、柔軟というか、言ったらちゃんとそれに応えてくれてる。みんなが学ぶんだという姿勢で絡んでくれて。みんなが自分のキャラを描いてくれるのはちょっとした感動でした。

―― じゃあ、積極的に質問に来て……。

亀田 怖がってるのか、当てにされてないのか、僕に聞きに来ることはなかったんですけど(苦笑)。でも来てたかな? とにかくあげてくるものはすごく刺激になりましたね。

―― 物語の途中で、舞台が人間の住んでいるところに移りますよね。あれはアニメミライ用の企画になる前から、そういう展開だったんですか。

亀田 大きな流れは一緒です。それをぎゅっと圧縮した感じで。

―― 育成という目的で人間の舞台を用意したというわけではないんですね。

亀田 違います。ただ、アニメミライの企画では、歩かせるなら二足歩行で、という決まりはあったかな。その方が応用が効くから、ということは言われたような記憶があります。

―― 人間の歩きとかそういう基本的なところを勉強してもらおうってことですか。

亀田 そうでしょうね。僕としてはもうちょっと野性的な、走るときは四つん這いになるといった、動作をイメージしてたんですけど。まあでも、『パロル』は自分がいちばん勉強になったかな、って感じですね。

―― それは技術的なことで?

亀田 技術的なことですね。なんせほぼアクションしか描いてきてなかったので(笑)。自分がどういうものが不得意かとかも。

―― 新人の画を直す上で、これは自分が描けないな、みたいな?

亀田 そうです。そういったことが沢山ありましたから。自分がレイアウトのときに入れた画が、原画チェック時に帰ってくると、もう見られたものじゃない。よくこんな下手くそな画を描いて教えてるなと。自分の画が嫌いになるぐらい、自分の画を見ました。最初は完成画面に下手な自分の画が出るのがすごく嫌だったんですけど、作画監督としてやるからには自分の画が画面に出るのはしょうがないことなんですよね。画がよかろうが悪かろうが、フィニッシュの画は自分で描いてるわけですから。でも若い子達が頑張って芝居を作ってくれるのに救われました。自分の持てるものを全部出すんだみたいな気持ちでやってくれたのが、僕の支えになってました。みんなが頑張ってるから自分も負けずに頑張れるというか。

―― 努力が見える原画だったんですね。

亀田 そうです。もう、みんないっぱい描いてくれるんですよ。レイアウトで要求している以上に、ものすごく考えて描いてくれるし。

―― 全編通して作監をするわけですから、今まで描いてこなかったようなものも描くわけですよね。

亀田 もちろんです。まず、コミカルな芝居を僕はあんまり描いてないんでね、観るのは好きでしたが(笑)。こんな作品やったことないのに俺が教えるの? みたいな。まあでも、作監ですからね。嘘でも「こうしなさい」と言わないと(笑)。『ど根性ガエル』とか『(はじめ人間)ギャートルズ』とかを観せて、この辺のニュアンスでまとまると嬉しいな、と布教しながらやってました。

―― 今までやってなかったようなものも描けて勉強になったし、若手と触れ合うことによって刺激も受けたと。

亀田 そうですね。勉強になりましたね。そういえば『ヱヴァ』をやってるときに『スペース☆ダンディ』のキャラコンペを受けてたんですよ。まあ落ちたんですけども、キャラコンペに出したキャラが2クール目の1話(14話)で出てきてて。

―― パラレルワールド回ですね。

亀田 そうそう。その回で僕のデザインしたキャラを描いてくれた久貝(典史)君が、「亀田さんのキャラを描いてると画が下手になりました」って言ってきて(笑)。関節とか関係なく動かしやすい画を設定として描いたので、それを描いていると、楽で、考えることをさぼっちゃうみたいです。じゃあ同じ毛色の『パロル』をやってくれた人はみんな画が下手になってるのか? って(笑)、ちょっと不安になってます。

―― まあでもアニメミライは動きの方を重視してるんじゃないですか。

亀田 動き優先のフォルムのつもりですけど、それでも画の勉強も兼ねてるんでしょうから。アニメミライをやったせいで画が描けなくなりました、ってなると問題ですよね(笑)。

―― 若手の人達は目に見えて変わったりしました?

亀田 『パロル』をやってくれた若手の1人に、『スペース☆ダンディ』の自分の作監回に入ってもらってたんですけど、いやあ巧いですね。吸収が早いというか。もちろんその子に限らず他にも『ピンポン』をやってる若手がいたり、ぴえろに入ってやってる若手がいたり、結構あちこちで活躍してます。

―― その後の仕事だと『はじめの一歩 Rising』で佐藤千春さんの回に参加してますね。これは佐藤さんから声をかけられて?

亀田 前から佐藤さんとちょこちょこ金田さんのことを話させていただいていて、その流れで今度『はじめの一歩』をやるからどこかでやってほしいな、と言ってくれたんです。アニメミライが終わってすぐの頃、佐藤さんがコンテ・演出・作監をやっていて、ここでやらなきゃ、と思って。だけど、すでに動くところは埋まっていたようで、空いてたところを手伝うかたちに。だから、鷹村の表情のところばかりを描きました。

―― 『一歩』が好きっておっしゃってましたね。

亀田 『一歩』は大好きですね。ほんとは一歩が描きたいんですけどね。まあそれでも鷹村が描けるならいいや、と思って描いてました。

―― その後ついに『キルラキル』で今石作品の原画をやられるわけですね。

亀田 そうですね、ついに。5カットだけですけど。井関(修一)君という若い原画マンがカラーにいて、彼に「『キルラキル』やりたいなあ、最終回入れないかなー」とアピールして、やらせてもらった感じですね。

―― ミサイルみたいになった鮮血が羅暁の腹に刺さるあたりですよね。

亀田 そうです。やったはいいけれど、(自分が描いたレイアウトに)全然修正が入ってないから方向性が見えなくて、すしおさん「一緒にゴールしよう!」って言ってくれたじゃん! とか思ったり(笑)。設定を兼ねた今石さんの修正は入ってましたけど、基本はそのまま戻ってくるんで。これでいいのー? 全然描けてないよ、みたいに思いながら、放送分のDVDを観ながらやってましたね。いやあ、今見ても全然アオリの羅暁は似てないと思うんだけどなあ。

―― そして今は『スペース☆ダンディ』をやっていらっしゃるんですね(22話)。

亀田 作監作業が楽しいです。コンテが『(勇者王)ガオガイガー』の米たに(ヨシトモ)さんなんですけど、コンテがはちゃめちゃで面白いんですよ。ダンシング星人というのがでてくる話で、今までの『ダンディ』の流れから外れるぐらいのギャグ回になっていて。

―― えっ、『ダンディ』って毎回何かから外れている感じがありますけど。

亀田 まあそうですね(笑)。でも『ダンディ』のギャグって「あ、そっちなの?」みたいな、僕にはちょっと高度なお笑いなのですが、米たにさんのギャグは割と直球の笑いなので、僕的にはテンションが似てたというか、コンテが自分の中でしっくりくるからやりやすい。どこまで自分の色が出るかはちょっとわからないですけど、楽しく修正を入れてます。

―― 最後に、どういうアニメーターになりたいのか、というところをお聞きしたいです。

亀田 変わってないですよ、今石さんのようなアニメーターです(笑)。今石さんのように生き生き描けるようになりたいな、と。

―― 今までもずっと一貫してるんですね。

亀田 そこはぶれてないですね。アニメーターになって最初のうちは、いろんな人の原画を見ようと思って、コミケであれこれ原画集を買い漁ったりもしたんですけど、いろいろ見た結果、僕の中では今石さんの原画集さえあればいいな、というところに行き着いてて(笑)。

―― 『鋼[新]』をやっても『ミロス』をやってもそれは変わらず。

亀田 そうですねえ。

―― 他にもいいと思うものはあるんだけど、原点に今石さんがずっとあり続けてる?

亀田 あり続けてますね。ファーストインパクトですからねえ。

―― 将来的にもそうなんですか。

亀田 そうですね。そう言ったら僕はなんのためにアニメーターやってんだって感じですけど(笑)。

―― キャラデザインとか演出をやってみたいという希望はないんですか。

亀田 1本何か作れる機会があれば、監督をやってみたい気持ちもあります。でもやったところで、自分は何かの模倣がしたいだけだと思うんです。自分から作りたいものを出していくというよりは、どちらかというと、自分が見ていいなと思ったものを、いかに自分のフィルターを通して出せるか、そのための技術を身につけるか、みたいなところで、僕は仕事をしてる感じがあります。

―― なにか表現したいものがあるというわけではない?

亀田 画を描くことに絞って言えば、新しい表現方法を見つけたいというのは僕はあんまり考えてないのかもしれないです。セルっぽい質感は出せるように描きたいなあ、とは常に思ってますが。アニメーターって自分が描きたいものだけ描いていると視聴者を置いてけぼりにしちゃうし、(演出の)意図が汲めてないと修正も入っちゃうし、もちろん話の起伏で感情の盛り上がりとかも表現としないといけない。だから、自分がこうしたいと思うところと、その作品にとって必要なことの折り合いを考えながら表現していくことになるわけですが。個人のアニメーターとしてどういう表現がしていきたいか、ということまでは考えてはいないというか。与えられた仕事を期待にちゃんと応えられるようにやっていくと、次の仕事に繋がることが今まで多かったので、そうやっていけば、自分のフィールドがどんどん変わっていくのが今は楽しいって感じですかね。

―― 求められたことをこなして、その中に自分のやりたいことも織り込んでいくという感じですか。

亀田 今までは原画マンとしてやっていたんですけど、『パロル』をやってから作監の話もくるようになって、今後はそういうフィールドもありだなと思っています。僕に対してこの話数でやってほしいと言ってくれるのがまずありがたいです。それに対してどう答えていくかが、今の自分が乗り越えなくてはいけないハードルだと思ってます。奇抜なことがそんなにできるわけではないんで、地道にやるしかない。それでも毎年違うことをやらせてもらえているので頑張ってる甲斐はあるなあ、と。

―― 話をうかがっていて、亀田さんは満ち足りてるのではないかと思いました。

亀田 そうですか?(笑)

―― はい。自分がおやりのことに自信があるのではないですか。言葉はよくないですが、がっついてないというか。

亀田 がっついてはないですね。こなすので精一杯で……、あとは自分はアレンジャーが性に合ってるような気もしてるので一から作るよりどう料理したらいいのか考える方が楽しかったりします。もちろん、いただいた仕事に対してはやっぱり自分の実力以上のものを出して返したいと思ってますし。あとは、画面から出る「圧」というか、そういったものをいかに他人よりフィルムに反映できるかを考えてます。セル時代のような「圧」が出るものが、今はそんなにないように思えて。

―― 「圧」というと?

亀田 なんていうんですかね、セル時代のものって不思議な画面の力があるじゃないですか。

―― 映像から感じる圧力のようなものですね。確かにセル時代のアニメには独特の魅力がありましたね。

亀田 それを表現したいですね。昔自分が観てきたようなセル時代のアニメから伝わってくるものが出るような画面ができればな、と思っているんですけどね。濃い画だからといってそれが出るわけでもないし、淡泊な画だからってそれが出ないわけでもない。浅野直之さんがその表現にチャレンジしてますね。最近では『聖☆おにいさん』とか星野源さんの「地獄でなぜ悪い」のPVとかザクザク鉛筆の線が活かされた作り方をしていて、あれこそ温故知新だなと思いました。僕も原画レベルではタッチとか多用して手描き感というものを大事にしてきたのですが、作品単位でそれをしてる浅野さんは尊敬しますよね。

―― セル時代には手描きの魅力がストレートに出ていたけれど、デジタル制作だとなかなかそうはならないということですね。亀田さんは、セル時代の画作りに惹かれている?

亀田 それはありますね。今は撮影処理をばんばんかけてるから、それで画面が凝ったように見えるんですけど。やっぱりセル時代のようなシンプルなものをやってみたいなあ、と思います。アニメーターとしてというよりは、アニメをやっていくからには、自分が昔アニメを観てた時の楽しい感覚を素直に表現できていけるように、頑張って作りたいなあと感じています!

おわり

亀田祥倫作品リスト

●2006年

パンプキン・シザーズ 帝国陸軍情報部第3課(2006/10/2~2007/3/19)
  • 第1話「不可視の9番」(2006/10/3)動画
  • 第3話「其は貴きものなりて」(2006/10/17)動画
  • 第4話「ヒビ割れた肖像」(2006/10/24)動画
  • 第5話「あさはかな者達」(2006/10/31)動画
  • 第6話「豊饒な時間」(2006/11/7)動画
  • 第7話「踊る者踊らされる者」(2006/11/14)動画
  • 第8話「雪原に燃えて」(2006/11/21)動画
  • 第9話「朝霧の女」(2006/11/28)動画
  • 第10話「カボチャとハサミ」(2006/12/5)動画
  • 第11話「静かなる胎動」(2006/12/12)動画
  • 第12話「見えざる痛み」(2006/12/19)動画
  • 第13話「粗野にして美味」(2006/12/26)動画
  • 第14話「焔、いまだ消えず」(2007/1/9)動画検査、動画
  • 第16話「斬り裂きし者」(2007/1/23)動画
  • 第19話「甘い罠」(2007/2/13)動画
  • 第20話「演者入場」(2007/2/20)動画
  • 第22話「孤独な天秤」(2007/3/6)動画検査、動画

●2007年

瀬戸の花嫁(2007/4/1~2007/9/30)
  • 第壱話「極道の妻」(2007/4/2)動画
  • 第参話「指輪物語」(2007/4/16)動画検査 、動画
  • 第五話「狙われた学園」(2007/4/30)動画
  • 第六話「お嬢さんお手やわらかに」(2007/5/7)動画
  • 第八話「激突」(2007/5/20)動画検査 、動画
  • 第九話「バトルランナー」(2007/5/28)動画
  • 第拾壱話「アルマゲドン」(2007/6/12)動画検査、動画
  • 第拾四話「子猫物語」(2007/7/9)動画
  • 第拾六話「マイノリティ・リポート」(2007/7/23)動画検査、動画
  • 第拾七話「県警対組織暴力」(2007/7/30)動画検査、動画
  • 第拾八話「肉体の門」(2007/8/6)動画
  • 第拾九話「ショウほど素敵な商売はない」(2007/8/13)動画
  • 第弐拾話「男たちの挽歌」(2007/8/20)動画検査
  • 第弐拾壱話「恋のからさわぎ」(2007/8/27)動画
  • 第弐拾弐話「傷だらけのアイドル」(2007/9/3)動画
  • 第弐拾四話「さらば友よ」(2007/09/17)オノダイガーメカデザイン・作画、動画
  • 第弐拾五話「家族ゲーム」(2007/9/24)動画
  • 第弐拾六話「きみの帰る場所」(2007/10/1)動画検査、動画
  • ※第弐拾四話はクレジットでは動画のみ
サクラ大戦 ニューヨーク・紐育(2007/4/4~2007/8/1)
  • 第1話「ミー&マイガール」(2007/4/4)動画
  • 第2話「X…and The City」(2007/4/4)動画
  • 第3話「星の輝く夜に」(2007/6/6)動画
  • 第4話「マザー、アイウォントゥシング!」(2007/6/6)動画
  • 第5話「禁断の楽園」(2007/8/1)動画
  • 第6話「紐育より永遠に」(2007/8/1)動画
天元突破 グレンラガン(2007/4/1~2007/9/30)
  • 第25話「お前の遺志は受け取った!」(2007/9/16)動画、動画検査
ストレンヂア 無皇刃譚(2007/9/25)
  • 動画
バンブーブレード(2007/10/1~2008/3/31)
  • 第9話「コジローと運命の分岐点」 (2007/11/27)第二原画
  • ※クレジットでは原画
20th Anniversary ああっ女神さまっ 闘う翼(2007/12/9)
  • 第1話「ああっ片翼の天使降臨っ」(2007/12/9)動画
  • 第2話「ああっ悦びを二人で共にっ」(2007/12/9)第二原画、動画
  • ※クレジットでは第二原画ではなく原画

●2008年

S・A スペシャル・エー(2008/4/6~2008/9/14)
  • 第5話「祭り・勝負」(2008/5/4)原画、動画検査
  • 第7話「敏感・鈍感」(2008/5/19)動画
  • 第8話「旅・犬」(2008/5/26)原画
  • 第10話「殿・竜」(2008/6/8)原画
  • 第12話「高熱・情熱」(2008/6/23)動画検査
  • 第14話「守りたい・ごめんね」(2008/7/6)原画
  • 第17話「遠慮・笑顔」(2008/7/27)原画
  • 第21話「敵う・叶う」(2008/8/24)原画協力
薬師寺涼子の 怪奇事件簿(2008/7/5~2008/9/27)
  • 第4話「武蔵野すみれいろどき」(2008/7/26)原画
  • ※「砂山好世」名義
バットマン ゴッサムナイト 克服できない痛み(2008/7/8)
  • 動画
瀬戸の花嫁 ファンディスク 青い恋篇(2008/08/29)
  • 「第一回 ワシ尾先輩追悼式」原画
絶対可憐 チルドレン(2008/4/26~2009/3/29)
  • 第27話「宣戦布告!パンドラからの挑戦状」(2008/10/5)原画
  • 第37話「強敵来襲!ブラック・ファントム」(2008/12/14)原画
  • ※「砂山好世」名義
HELLS ANGELS(2008/10/18)
  • 動画
瀬戸の花嫁 OVA 仁(2008/11/2)
  • 原画
SOUL・EATER(2008/4/7~2009/3/30)
  • 第34話「BREW争奪戦!~激突、死武専vsアラクノフォビア?~」(2008/11/24)原画
  • ※「砂山ヶ好世」名義
幻想水滸伝ティアクライス[ゲームムービー](2008/12/18)
  • 原画

●2009年

瀬戸の花嫁 OVA 義(2009/1/30)
  • 原画
天体 戦士 サンレッド(2008/10/3~2009/3/27)
  • FIGHT.26(2009/3/27)アヴァンタイトル原画
鋼の錬金術師[新](2009/4/5~2010/7/4)
  • キーアニメーター、OP1・OP3・OP4・OP5原画
  • 第1話「鋼の錬金術師」(2009/4/5)第二原画
  • 第5話「哀しみの雨」(2009/5/3)原画
  • 第10話「それぞれの行く先」(2009/6/7)原画
  • 第14話「地下にひそむ者たち」(2009/7/5)原画
  • 第19話「死なざる者の死」(2009/8/9)原画、動画
  • 第25話「闇の扉」(2009/9/27)原画
  • 第26話「再会」(2009/10/4)原画
  • 第33話「ブリッグズの北壁」(2009/11/22)原画
  • 第38話「バズクールの激闘」(2009/12/27)原画
  • 第40話「フラスコの中の小人『ホムンクルス』」(2010/1/17)原画
  • 第41話「奈落」(2010/1/24)原画
  • 第45話「約束の日」(2010/2/21)原画
  • 第53話「復讐の炎」(2010/4/18)原画
  • 第54話「烈火の先に」(2010/4/25)原画
  • 第61話「神を呑みこみし者」(2010/6/13)原画
  • 第62話「凄絶なる反撃」(2010/6/20)原画
  • 第64話「旅路の涯」(2010/7/4)原画
  • ※第5話は「砂山好世」名義
異世界の聖機師物語(2009/5/22~2010/5/26)
  • 第2話「聖地へ」(2009/6/24)原画
NEEDLESS(2009/7/2~2009/12/10)
  • 第3話「照山最次」(2009/7/16)原画
咲(2009/4/5~2009/9/28)
  • 第24局「夏祭り」(2009/9/20)原画
  • ※「砂山好世」名義
天体 戦士 サンレッド[第2期](2009/10/3~2010/3/27)
  • FIGHT.27(2009/10/3)ウェザースリーオープニングアニメーション原画
ドラえもん[新・第2期](2005/4/15~)
  • OP5原画(2010/4/23~2011/4/29)
  • 第159回(318話)「あの窓にさようなら」(2009/10/23)原画
  • 大みそかドラえもん 映画30周年 全部見せますスペシャル(330話)「45年後…~未来のぼくがやって来た~」(2009/12/31)原画
  • ドラえもん誕生日スペシャル(369話)「決戦!ネコ型ロボットvsイヌ型ロボット」(2010/9/3)原画
  • ドラえもん誕生まであと100年! ドラえもん誕生日スペシャル(504話)「アリガトデスからの大脱走」(2012/9/7)原画
  • 第308回(612話)「鯉のぼりをつかまえろ!」(2014/4/25)原画
  • ※第504話は「波典譲仁」名義
アスラ クライン 2(2009/10/1~2009/12/24)
  • 第26話「選択の歯車」(2009/12/24)メカニック・スチューデント
月刊少年ガンガン CM
  • 原画
  • ※『鋼の錬金術師』のキャラクターが登場するもので何月号のCMかは不明

●2010年

四畳半神話大系(2010/4/22~2010/7/1)
  • 第6話「英会話サークル「ジョイングリッシュ」」(2010/5/27)原画
NARUTO 疾風伝(2007/2/15~)
  • ED15原画(2010/10/7~2010/12/23)
生徒会 役員共(2010/7/3~2010/9/25)
  • 第11話「それは津田君の使用済みティッシュ/下着もつけたほうがいい?/サンタさんの性癖」(2010/9/13)原画
伝説の勇者の伝説(2010/7/1~2010/12/16)
  • 第15話「きる・ざ・きんぐ」(2010/10/7)原画
STARDRIVER 輝きのタクト(2010/10/3~2011/4/3)
  • 第6話「王の柱」(2010/11/7)原画
そらのおとしもの f(2010/10/1~2010/12/17)
  • 第8話「空に響く天使達の声」(2010/11/19)原画

●2011年

リングにかけろ 1 世界大会編(2011/4/10~2011/6/12)
  • 第1話「その名はスクエアー!」レイアウト
  • ※「砂山好世」名義、クレジットでは原画
鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星(2011/7/2)
  • 原画
NO.6(2011/7/7~2011/9/15)
  • OP原画
  • 第6話「密やかな危機」(2011/8/11)原画
  • 第10話「奈落にあるもの」(2011/9/8)原画
  • 第11話「伝えてくれ、ありのままを」(2011/9/15)原画
BLEACH(2004/10/5~2012/3/27)
  • 第341話「侵軍篇、最終決着!」(2011/9/27)原画
P4 Persona4 the ANIMATION(2011/10/6~2012/3/29) 原画
  • OP3原画
  • 第8話「We’ve lost something important again」(2011/11/24)原画
トワノクオン(2011/6/18~2011/11/26)
  • 第六章「永久の久遠」(2011/11/26)原画
輪るピングドラム(2011/7/7~2011/12/22)
  • 第22話「美しい棺」(2011/12/16)第二原画
  • ※クレジットでは原画
UN-GO(2011/10/13~2011/12/22)
  • 第11話「私はただ探している」(2011/12/22)原画
合体ロボット アトランジャー(2011/12/29)
  • 原画

●2012年

ジャスティーン(2012/3/11)
  • 原画
  • ※クレジット表示なし
ASURA’S WRATH 第11.5話「あの力はまずい」[ゲームムービー](2012/3/27)
  • 原画
ちびまる子ちゃん[新](1995/1/8~)
  • ED「100万年の幸せ!!」原画
コンテンツビジネス最前線ジャパコンTV(2012/4/6~2014/11/7)
  • OP原画
アクセル・ワールド(2012/4/6~2012/9/21)
  • OP2原画
  • ※「波典譲仁」名義
魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s(2012/7/14)
  • レイアウト
  • ※クレジットでは原画
21エモン&ドラえもん ようこそ!ホテルつづれ屋へ(2012/10/3)
  • 原画
  • ※藤子・F・不二雄ミュージアムで上映
一発必中!デバンダー(2012/10/19)
  • OP原画
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012/11/17)
  • 原画
エウレカセブンAO ASTRAL OCEAN(2012/4/12~2012/11/19)
  • 第二十三話「ザ・ファイナル・フロンティア」(2012/11/19)第二原画
レイトン教授VS逆転裁判(2012/11/29)
  • アクション作画監督、原画

●2013年

絶園のテンペスト ~THE CIVILIZATION BLASTER~(2012/10/4~2013/3/28)
  • 第13話「夢の理」(2013/1/10)原画
アイアンマン:ライズ・オブ・テクノヴォア(2013/4/24)
  • 原画
翠星のガルガンティア(2013/4/7~2013/6/30)
  • OP原画、ED原画
  • 第2話「始まりの惑星」(2013/4/14)原画
  • 第6話「謝肉祭」(2013/5/12)原画
  • 第9話「深海の秘密」(2013/6/2)原画
  • 第12話「決断のとき」(2013/6/23)原画
  • 第13話「翠の星の伝説」(2013/6/30)原画
グランブルーファンタジー PV(2013/11/08)
  • 原画
トヨタCM「ドラえもんお店で相談」篇
  • 原画

●2014年

はじめの一歩 Rising(2013/10/5~2014/3/29)
  • 第20話「忘れられない教え」(2014/2/22)原画
パロルのみらい島(2014/3/1)
  • イメージデザイン、キャラクターデザイン、作画監督
キルラキル(2013/10/3~2014/3/27)
  • 第24話「果てしなき闇の彼方に」(2014/3/27)原画
スペース★ダンディ[第2期](2014/7/6~)
  • 第14話「オンリーワンになれないじゃんよ」( 2014/7/6)ゲストキャラクターデザイン
  • 第22話「同じバカなら踊らにゃ損じゃんよ」(2014/8/28)ゲスト宇宙人デザイン、作画監督、原画
  • 第26話「ネバーエンディングダンディじゃんよ」(2014/9/25)原画
MAGI シンドバッドの冒険(2014/5/16~)
  • 第2話「迷宮バアル攻略篇・後篇」(2014/8/18)原画
龍の歯医者(2014/11/7)
  • アニメーションキャラクターデザイン、作画監督、原画