COLUMN

第367回 Wake Up, 板垣!(6)

『Wake Up, Girls!』#10のコンテ話の続き。Bパート(本編後半)の頭、グリーンリーヴス(事務所)から出てくるアンナとカリーナを呼び止めて階段を下りてくる佳乃〜「ねえちゃんとケンカできてる?」あたりのくだり、個人的にはこういうシーンがいちばん照れます。分かってます、演出家である以上、照れは禁物な事くらい知ってますし、このシーン(に限らずですが)も精いっぱい女子っぽく(?)やったつもりです。でも、どうしても若干の照れは付きまとうもので、正面対真後ろ・真横対真横が多い自分が、比較的スタンダードに7:3の切り返しをやってるのは照れたからかもしれません。でも俺的に今回のコンテで気に入ってるシーンだったりします。かわいい後輩に「頑張れ!」とエールを送るアンナとカリーナがよいです。
 で、玄関で真夢を見送る祖母のカットは、数少ない監督修正を受けた部分で、自分の描いたコンテでは扉を閉める真夢なめの祖母で画面全体を閉まる扉で覆う、でした。祖母の寂しそうに見送る顔を残したのは「なるほど」と。仙台シアター前のアイドルファンたちの描写は写真参考のみが頼りでした。自分には馴染みのない空気なのです。
 控え室の扉を開けるとなまはげがいる、はシナリオからギャグでした。お面を着けたなまはげーずはどこへ行ったかは謎です。あと、

控え室・廊下・客席・舞台袖
本当にモブが大変な作品でした!

モブと言えばもちろん大変なのは作画の方ですが、コンテもそこそこ大変なんです、やっぱり。たとえ丸チョンなラフでも「人がたくさんいる画」を設計するわけですから。ただでさえWUGたちだけで7人もいるわけで! そしていよいよダンスシーンへ向かう舞台袖でのWUGたち。「行くぞ! がんばっぺ! Wake Up, Girls!」と舞台へ駆けていくトコはひとり勝手に「フラガール」気分でした! で、もちろん

ダンスシーンのコンテは大変でした(汗)!!

 私事で恐縮ですが、去年年末〜今年始めはWUGを入れてコンテ3本同時描き状態だったので、ダンスの実写参考DVDを観ながらのコンテは作業時間的にかなりキツかったです! でも