COLUMN

第345回 「アニサマ」様のムービーの話(5)

前々回(343回)で説明したように、どうにも自信のないコンテが上がってついに作画IN!

毎回(コンテ・演出やる度)「もう懲りた!」といくら言っても自分に回ってくる仕事って、こーゆーのばっかりです。つまり、

アクション!

しかもアクション原画でいちばん面倒くさい「チャンバラ」です。ま、自分でコンテ切ったんだから自業自得。アクションカットはついこないだ作った『戦勇。』OPの3倍はあるでしょうか? 今回も作監の田澤(潮)さんには本当にお世話になりました。『戦勇。』OPの時も板垣の入れた(足した)ラフ原修正にガッツリ作監修正を入れていただきました。『戦勇。』OPの時はお互い挨拶程度しか顔を合わせなかったのですが、この「アニサマ」ムービーは2人してスタジオ(ライデンフィルム)に机を並べて作業できたので楽しかったです。隣に頼りになる作監さんがいてくれるし、遠慮なくガシガシラフを入れられますね、ホント。

 朝までくだらない駄話に付き合ってくれたのも嬉しかったです。アニメよもやまから脚本家・橋本忍先生の名作「幻の湖」とか。田澤さんはとにかく凄いんですよ!

あ、そうだ! 『戦勇。』第2期OPの話もやらなきゃ!

で、次回。