1月26日、池袋・新文芸坐にてオールナイトイベント「再検証!? 映画『クレヨンしんちゃん』PART 2」が開催された。昨年10月に行われた「PART 1」に続く第2弾で、上映作品はシリーズ第4作『ヘンダーランドの大冒険』、第5作『暗黒タマタマ大追跡』、第6作『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』の3本。上映前のトークショーには、ゲストとして『ヘンダーランド』の本郷みつる監督、『ヘンダーランド』の演出と『暗黒タマタマ』『ブタのヒヅメ』の監督をつとめた原恵一、今回の上映作品を含む映画版『クレしん』シリーズ7本の設定デザインを手がけた湯浅政明が登場。司会は本誌編集長、小黒祐一郎がつとめた。
トークは終始リラックスしたムードで行われ、客席も大いに盛り上がっていた。制作当時の貴重なエピソードや、お気に入りのキャラクター、作品に対する愛着などをにこやかな表情で語るゲスト陣の姿は、長年のファンにはとても嬉しかった。最後に、原恵一監督が初めて手がける実写長編『はじまりのみち』の特報が上映されたあと、シメのジャンケン大会に突入。本郷監督のおそろしく達者な司会進行のもと、ラッキーな1名のお客さんがゲスト3人のサイン入り色紙をゲット。休憩中には、ロビーに飾られた演出メモやデザインスケッチに、ファンが熱い視線を注いでいた。
そして、本編の上映がスタート。監督たちのトークを聞いたあとに観ると、すでに何度も繰り返し観たはずの作品が、また格別に楽しく感じられた。プリントの状態はいずれもよく、特にトリを飾った『ブタのヒヅメ』は画も音も非常にクリア。各作品の上映後には、客席から拍手が起こっていた。
次回「PART 3」の開催も現在検討中。いまだ色褪せない魅力に溢れた映画『クレしん』シリーズを、スクリーンで観る機会を絶やさないように、ファンはぜひまた足を運んでほしい。ちなみに楽屋では「次はゲストに○○さんを呼びたいね」という話で盛り上がっていました。(岡)
新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 35
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日時 |
2013年1月26日(土) |
会場 |
新文芸坐 |
トークショーゲスト |
本郷みつる、原恵一、湯浅政明 |
上映タイトル |
『クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』 |
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撮影/永塚眞也